■ ID | 750 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 東京首都圏における地下水・地下温度環境の変遷 |
■ 著者 | 宮越昭暢
A. Miyakoshi
(独)産業技術総合研究所 林武司 T. Hayashi 秋田大学大学院 川合将文 M. Kawai 東京都土木技術支援・人材育成センター 川島眞一 S. Kawashima 東京都土木技術支援・人材育成センター 八戸昭一 S. Hachinohe 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | 日本地球惑星科学連合2009年大会、平成21年5月19日 |
■ 抄録・要旨 | 本研究では東京都心から埼玉県南部における三次元地下温度分布を測定し、その経年変化を考察した。その結果、武蔵野台地及び下総台地には低温域が広く分布し、東京低地中央部には高温域が分布していた。台地部の低温域は地下水涵養の影響と考えられ、高温域の分布は地下水流動の水理学的な下部境界である固結シルト層の上面深度が浅い位置と一致した。一方、地下温度プロファイル中には浅部地下温度の上昇により極小温度が形成されていた。2001〜02年と2005〜06年の地下温度プロファイルを比較すると極小温度出現深度以浅においても温度上昇が認められ、その上昇量は郊外よりも都心で大きかった。このようなことから、都心近郊では地上だけでなく、地下においてもヒートアイランド化が進行していることが明らかとなった。 |
■ キーワード | 地下温度プロファイル、ヒートアイランド、東京、地下水流動 |
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